韓国人観光客約87%減も、11月の入域観光客数は増える
昨年7月に日韓関係の緊張が高まって以来、減少する一方の韓国人観光客。11月は、約87%まで減少しましたが、一方で、中国人観光客が増加傾向にありました。その内訳は?
11月の沖縄県の入域観光客数を見てみると、国内客は昨年度より減少し、また、韓国人観光客も37,600人減少しました。
が、中国人観光客が26,700人増加の61,700人。そのうち、なんと48,200人は海路で、つまりほとんどがクルーズ船の乗客だったということが分かります。海路からの入域で次に多かったのが「その他」ので、36,800人。その他の中には、欧米系のクルーズ船が増加傾向にあったと言われています。
今年に入って韓国への輸出も再開し、今後は韓国人観光客も安定する可能性があります。実際に宿泊施設にも予約が少し入っている場所もあると思います。
ですが、こちらの記事→ 入域観光客数が増加しても宿泊客は増えない? でも少し解説を入れましたが、クルーズ船からの入域観光客が増加しても、宿泊客は増加しません。沖縄県の入域観光客数は年々増加傾向にありますが、宿泊業を今後展開していく場合は「宿泊の需要」を読み取っていく必要があります。
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