北部テーマパークへ準備会社設立

8月23日の沖縄タイムスによると、北部でのテーマパーク事業推進に向けて、準備会社となる「ジャパンエンターテイメント」が那覇市内に設立されたそうです。オリオンビール、リウボウ、ゆがふホールディングスの県内3社と近鉄グループホールディングス(大阪府)、市場分析などを担当する「刀」(東京都)の5社が、同社を設立した形。ジャパンエンターテイメントの代表は、かつてUSJの進出計画にプロジェクトリーダーとして関わった、加藤健史氏(刀)が就任したそうです。

準備会社設立から1年半をめどに建設地を決定し、2020年代前半での開業を目指すとのことで、現在のところ今帰仁村の嵐山ゴルフ場など複数の候補地が検討されているとか。どこに建設されるかによって、各市町村への影響は変わってきそうですが、いずれにせよ北部観光のディスティネーションがひとつ増えることは確実そうです。
今もっとも求心力を持つ観光物件「美ら海水族館/海洋博公園」に加えて、新しいテーマパークがもうひとつの目的地として定着してくれたら、北部観光のリピーターが増えたり、あるいは北部での宿泊日数が増えるという効果も期待できそう。

今後1年半、宿泊施設開業を計画している方は、今回発表されたテーマパーク事業の行方もにらみながら、候補地を探すことになるでしょう。

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